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解剖学と指圧の単位認定

日本の資格の外部単位認定

WATSUの資格要件には、解剖学100時間と指圧100時間が含まれています。しかし日本では指圧が国家資格であり、解剖学についても社会人が学べる機会がほとんどありません。どうすればいいのでしょうか?

まずは、日本で以下の資格・単位をお持ちの場合には、WABAは指圧および解剖学の単位として「外部認定」することができます。

外部単位 認定内容
鍼師、灸師、あんま指圧マッサージ師、柔道整復師 解剖学 100時間
指圧実技 100時間
選択科目 100時間
医師、看護師、保健師、助産師 解剖学 100時間
理学療法士、作業療法士 解剖学 100時間
選択科目 100時間
健康運動指導士、健康運動実践指導者、スポーツトレーナー、アスレチックトレーナー 解剖学 100時間
選択科目 50時間
大学や専門学校など学校法人で受講した解剖生理学に関する単位証明書 解剖学(相当時間数)
アメリカその他の国のMassage Therapistの資格 解剖学 100時間
選択科目 100時間
IFA、ITEC、CIBTACの国際機関が認定するMassage Therapistに準ずる資格 解剖学(相当時間数)
選択科目 50時間
然るべき講師による解剖学講習の受講証明書 解剖学(相当時間数)
経絡をベースにしたマッサージ講習の受講証明書(中国推拿、タイマッサージなど) 指圧実技(相当時間数)

 

外部単位認定のためには、第三者に客観的に時間数を証明できる書類が必要です。資格の認定書に時間数が書いていない場合には、指導要領や学校のHP、もしくは先生の署名入りの説明書など、時間数を証明できる書類を一緒に提出してください。

体育大学や体育系・保健系の専門学校を卒業している場合には、解剖学の単位を修得している可能性が高いので確認をお忘れなく。

指圧については、経絡理論に基づいたマッサージ実技であれば外部単位として認定できることになりました。タイをはじめ、中国、韓国、台湾などにも経絡マッサージがあります。

OWC独自プログラムの外部単位認定

OWC独自プログラム

沖縄WATSUセンターでは、解剖学と指圧の講座について、日本でも無理なく受講できて、WABAに認定される単位としてパッケージ化するように進めてきました。解剖学については、野見山先生の著書と体験型講習の組み合わせで100時間分の認定ができます。指圧についても、野見山先生の東洋医学についてのオンライン講習が始まったので、これで50時間認定できるようになりました。残り50時間は実技でなければいけないので、現在のところ、Shinzo先生が来日した際に指圧の実技講習をやっていただく予定になっていますが、準備ができ次第ご案内いたしますので、もう少々お待ちください。

解剖生理学 100時間

Anatomy & Physiology

Fumihiro Nomiyama

野見山 文宏

❖クリパルヨガ教師 ❖鍼灸師

サラリーマン時代、過労で倒れた経験から生き方を模索し、妻と共に伊豆に移住。自然農の畑と波乗りをしながら、全国でセラピストやヨガインストラクター向けの解剖生理のセミナーや講演を行っています。田舎と都会・東洋と西洋・感性と理性・・・あらゆる対極の中をしなやかに行ったり来たりしながら ゆらいでいるような生き方を目指しています。

野見山先生は、「日本一わかりやすい解剖生理学」として有名です。説明がわかりやすいというだけでなく、野見山先生の素晴らしさは、具体的に人が身体を動かすのにどの筋肉がどう動くのか、ということを自分の体験を通して感じる授業をしながら、そもそも人の身体はなんなのか?というホリスティックな人体観も教えてくれるところです。
すでに解剖学を勉強された方でも、単純に自分のためのの勉強としても受講をオススメできる講習です。

カリキュラムの内容

  • 野見山先生「セラピストのための生理解剖学講座 1」
  • 野見山先生「セラピストのための生理解剖学講座 2」
  • 野見山先生「セラピストのための生理解剖学講座 3」
  • 野見山先生著「感じてわかる!セラピストのための解剖生理」学習&レポート
  • 課題「特定の運動にかかわる筋肉の調査研究」

申請の書式

事前にする手続きは特にありません。自分のタイミングで野見山先生の講習に直接申込して受講してください。その際に下記のリンク先の「申請書」を使って、野見山先生のサインをもらってください。後は野見山先生の本を読み、レポートと課題研究を作成して、沖縄WATSUセンターに提出します。

課題研究の作成においては、今後のためにも解剖学に関する参考図書を2〜3購入して勉強してください。

【推薦参考資料】
「クリニカルマッサージ|ひと目でわかる筋解剖学と触診・治療の基本テクニック」(医道の日本社)
「動きの解剖学」(科学新聞社)
「身体運動の機能解剖」(医道の日本社)
「骨単」「肉単」(エヌ・ティー・エス)

指圧 100時間

Shiatsu Basic
野見山先生が、2020年よりオンライン東洋医学講座を開催することになりました。内容を精査させていただいた結果、WABAが指定する指圧単位のうち、50時間分に適用できると決定しました。

東洋医学すべての基礎となる考え方である陰陽五行、気血水、経絡経穴、そしてまたそこから読み取れる症例や診断方法などを網羅しています。野見山先生らしく、内容としても非常にわかりやすく整理され、面白くて日常に生かしやすい形でまとめられております。

【コースの概要】
❖ Zoomを使ったオンライン講習を月1回75分で8回。
❖ 毎月課題があります。
❖ 最後に、1-DAYセミナーが1回で少し実技。
❖ 加えて参考図書を自習。

全体で8ヶ月+講習1回です。ほとんどがオンラインで、録画も利用できますので、遠隔地でも、忙しい人でも無理なく学習できます。基本的には1年に1回の予定らしいですが、ニーズがあれば増やしていくそうです。

一般にも公開されている講習ですので、お申込みや質問は野見山先生に直接してください。
野見山先生の公式ホームページはこちら。

指圧実技

WABAの指圧100時間の認定のためにはもう50時間、実技の講習が必要です。

基本方針としては、東京を会場にして5日間(もしは2.5日×2回)の指圧実践講習をできるようにしたいと思っています。ハワイ在住のShinzo先生には依頼して快諾いただいています。調整でき次第、沖縄WATSUセンターのFacebookページでご案内します。

自分でタイ古式などの経絡マッサージ主義を習ったことがあるけども100時間に足りない、という方は、オンライン東洋医学講座と合わせ技で100時間の外部単位認定が可能です。以前、Shinzo先生のFire & Water 1講習を受講した方々も同様に合わせ技としてカウントできます。

継続教育としてのカウント

解剖学でも、東洋医学でも、プロバイダーの更新に必須の「2年に50時間」の継続教育としてカウントすることができます。継続教育はアクアティクスでなければならないと勘違いされる方が多いのですが、継続教育は「プラクティショナーの認定要件」を満たすものであればカウントできます。
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