沖縄離島情報 WATSU掲載

沖縄本島・離島のツアー情報マガジン「沖縄離島情報」にWATSUの取材をしていただきました。この雑誌はフリーペーパーのような広告ばかりのような雑誌ではなくて、かなりしっかりと足を使って独自の目線で取材してらっしゃる雑誌なので、取り扱っていただいたて嬉しかったです! ちゃんと記者の方がボクのWATSUを受けていただいて、しっかりと独自な感想を書き込んでくださいました。感激です。

沖縄離島情報 2010.11.24——-

沖縄の注目アクアセラピー WATSU

東海岸の贅沢な施設で

海水の温浴の気持ち良さは前から知っていた。沖縄本島宜野座村に「かんなタラソ沖縄」という素晴らしい施設があるのだ。静かな東海岸にあり、目の前に海を見ながら、きれいな温海水に入れるのは季節天候問わず沖縄を感じられる優れものの施設だ。近隣の方が健康のために年間フリーパスを購入して利用するのが主流で、観光客が押し掛けるような施設ではない所がまた気に入っている。沖縄自動車道を利用して(2011年3月まで無料)、那覇から車で30分程度と、けっこう行きやすい。

WATSUは、三階スパゾーン内の専用温水プールで行われる。三階には海水を利用したリラクゼーション用に設計された贅沢な設備が整っている。

不思議な感覚に入り込む

水着に着替え、軽い挨拶程度でセッションは始まった。プールの水温はちょうど体温より少し低い33度~35度、冷たくも熱くもなく、いつまでもゆっくり浸れる温度に設定されている。この時プール内には僕の好きな松村健のピアノ曲が静かに流れていたが、セッションが始まると、音楽はあるかなきかの音量になる。というのは、最初から最後まで、耳が水につかっているからだ。普通に呼吸しながら「ほとんどの身体は水中」という状態だ。そして常に顔の位置は水面に安定していて、水に顔がつかる不安感は全くない。ここがこのセッションの優れたテクニックだなぁ、と思う。終始無言で行われ、音といえば身体が移動する時の水温ぐらいだ。プールの水は清浄な海水だから、浮力も高く、潮の香りも心地いい。

ダイビングで、自分の呼吸の音だけが聞こえ、その繰り返しが独特な異次元の世界を作り出すように、余分な音が遮断され、目を閉じて、眠るわけでもなく、それでいて何かを考えるでもなく、ただ「「無念無想」というような感覚に入り込んでいくのが面白い。まぶたを通した淡い光が時々微妙に変化し、水圧によって全身が刺激を受け、本当に気持ちがいい。

そしてセッションの最後は静かに自分の足がプールのそこに着地され、静止する状態で終わる。ただ水中に立つでもなく立ち、浮かんだ状態で数分間とどまる。そこで不思議な体験をした。「自分が産まれた瞬間を思い出したような、すべてに有り難い思うような、泣きたくなるような」こみあげてくる感覚がやってきたのだ。これには驚いた。感じ方は人により千差万別で、二回、三回と行ううちにまた違ってくるらしい。

WATSUは1980年にアメリカで生み出された水中ボディーワークで、ネーミングの由来は「Water Shiatsu」だそうだが、水の圧力による肉体的な気持ちよさもさることながら、流れるような漂うような精神の、穏やかな時間体験が強烈んい印象に残った。

Related posts

The New Watsu 1 Sequence

by Toru
11年 ago

Minakshi来日決定! Water Dance とは?

by admin
11年 ago

WATSUプロバイダーコーチング 実施報告

by admin
13年 ago
モバイルバージョンを終了