WATSU ワッツとは? セラピー

世界でもっとも進歩したアクアセラピー

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SPAとは、そもそも「水による健康」という意味のラテン語からつけられた名前で、起源は紀元前のローマにさかのぼります。 温浴やスチームサウナ、植物油や香油のマッサージや飲用、火山地帯や臨海地帯の泥による「デトックス」など、SPAは当時の医療の最先端でした。 水と大地と植物などの自然の恵みをいかして、人の手によって健康を追求する場所、それがSPAです。

今や世界中で隆盛しているスパ業界。その数、多様性、メニュー品質ともに大きな発展をとげています。 ディスティネーションスパ(滞在型スパ専門ホテル)が台頭する中、一流ホテルも2000年以降のホテル改築ではスパの大型拡張を図り、いまやホテルは「スパで競う」時代。

そんなホットな海外一流スパで、今もっとも注目をあびているのが「Watsu(ワッツ)」です。日本の経絡療法にインスパイアされて、アメリカで生み出された水中ボディワークです。 水中の浮遊感の中で優しくマッサージ&ストレッチされる感覚は、陸上でのトリートメントでは考えられないほどのリラクゼーションを生み出します。 そんなワッツに世界中のスパ愛好家やセレブたちも敏感に反応して、2005年のアジア・スパ・アワードにおいては、ワッツが「最高トリートメント賞」を受賞しました。

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一方、欧米ではリハビリ医療の分野でも、WATSUは積極的に活用されています。 WATSUを定期的(週1~2回程度)に受けることで、リウマチなどの慢性痛症に対して「鎮痛効果」があることが実証され、病院の理学療法士によって盛んに行われています。 また、WATSUの精神的な効用から、トラウマなどの精神病の改善に大きく貢献することも報告されています。

脳疲労に最適!








肥満や生活習慣病、慢性のコリ、お肌のトラブルなど、身体の様々な不調のほとんどは「生活習慣」によって起こります。 「生活習慣を変える」といっても、言うは易し。 私たちは様々な過剰ストレスの中で暮らしています。ストレスはもう、私たちの生活スタイルの一部と言ってもよいほどです。 生活習慣を変えることが難しいのは、それ自体が私たちにさらなるストレスをかけることになるからと言えるでしょう。

過剰ストレスの中では、確実に脳は疲労状態にあります。 脳は運動するわけではありませんが、脳の酸素消費量は身体全体の25%にもおよびます。 過剰なストレス刺激は確実に脳の活動を過熱させ、脳疲労はさまざまな身体の不調や精神の停滞を引き起こします。
脳疲労を適度に解消することが、現代生活の中でストレスとうまく付き合いながら健康を維持するために重要です。

ワッツでは、五感のすべてを通じて「非日常的な」リラクゼーションを体験します。 温かいお風呂の癒し効果は、日本人のだれもが知っていることですが、 水の中で重力から解放されて身体が自由になっていく感覚は、他に比べようのないリラクゼーションです。 プールや海で「泳ぐ」ということに慣れていても、水に「浮く」ということが導くまっく異次元の体験に驚くことでしょう。 身体に対する作用と同時進行して、ワッツは副交感神経を刺激し、脳波をアルファ波に沈静して深い瞑想状態へと促します。 疲労した脳には極上のサプリメントです。 ワッツの後の脳は、まるで重い荷物を下ろしたかのように、軽くスッキリと感じます。 ワッツの「リセット」作用が、心も身体もリフレッシュしてくれるのです。

日本発アメリカ生まれ



ワッツは、日本の経絡療法をアメリカで教えていたハロルド・ダール氏が、1980年、その理論を水中に応用して生み出されました。 「ワッツ」の名前は、そのルーツに由来して"Water Shiatsu"を省略して"WATSU"と名付けられました。 ワッツはその後ヨーロッパに伝わってスパや医療分野に活用されると、中南米、中東、アジア、そして日本へと伝わりました。 世界各国で「ワッツ」は商標登録され、その国際的な資格は、米サンフランシスコに本部をおくWorldwide Aquatic Bodywork Association(WABA:「世界水中ボディワーク協会」)によって統括されています。


  


 WABA 世界水中ボディワーク協会 (英語)

WATSUのイントロビデオ(英語 by Harold Dull)



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