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中国からのお便り

中国・上海から、WATSUプロバイダーの中原さんからお便りをいただきました。
中原さんは上海の中医薬大学に2年間留学して保健按摩師を取得し、2010年にWATSUのプロバイダーを取得して、現在は上海市内のスポーツクラブに勤務してらっしゃる方です。

こんにちは。
ご無沙汰しております。中原です。

最近HPがリニューアルされたとのこと、拝見致しました。ニーズに合わせてぱっと見てわかるので、とても見やすくなったと思います。私も実は、今の会社のHP作成(作る方は業者さんなので、あれこれ修正していく方ですが。。)に携わることになり、勉強もさせてもらっています。

さて、今回メールを送らせて頂いたのは、
実は先日、ウチのスポーツクラブのプールで、欧米の方が親子で浮かし合いをされていたのを見たので、そのことをお知らせしたかったからなんです。

Watsuとまではいかなくても、親子で浮かし合いの光景を上海に来て初めて見て、何より、その親子の表情がとても柔くて、あ、やっぱり「存在する」っていいな~、と感じました。
何かをしてあげるということではない、そこに、そばにいるということに、とても暖かさを感じました。

それと同時に、またWatsuへの思いがふつふつと湧き上がってきました。
プールでこうした浮かし合いがあふれたら、笑顔があふれたら、どんなに素敵だろう。

残念ながら、私が声をかけられる前にその方は帰られてしまったのですが、
その光景を見ただけでも、私は心の中でとても興奮していました。

ただ、先日もお話したとおり、まず中国では、プール環境も整っていない部分があったり、「プール=泳ぐ」が前提にあるのが現状です。

ということは、何かを変えていかなければならない。。。

親子関係も昔より希薄になってしまっている現代。
ストレスがあふれている現代。
人が温かみを感じるのは、やはり人とのつながりで、家族はとても重要なカギと思います。

中国ではまだまだ認知されるまで時間がかかるかと思いますが、ニーズがあることは確かなので、受け入れてもらえるためにできること、自分が今できることを考えています。
とにかく、今は今の仕事をやりきらなければなりませんが、Watsuの技術、心も忘れたくないし、伝えていきたいので、勉強も続けていきたいと思っています。

長文によくわからない文章となってしまいましたが、
そんなことがありました、というご報告でした。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。
それでは、失礼致します。

中原 弥香

中原さん
素敵なメッセージをありがとうございます!
プール環境不足などの問題はありながらも、
WATSUの本質の素晴らしさはどんな状況でも変わらない
ということですよね。

ハロルドの究極の夢は、
世界中のプールで、家族で、カップル同士、友人同士で、
お互いを浮かせ合うような世界なんです。
一部の人がプロになって質の高い施術をするというのは、
彼にとってはあくまで通過点なんですね。
手段であって目的ではないんです。

素敵な出会いと素敵な気づきでしたね。
中原さんもWATSUをやりたくてウズウズしてる様子が伝わってきます。

日本も、例えば15年も遡れば、WATSUができる環境はほぼ皆無だったと思います。
場所だけでなく、人も今ほどはWATSUに反応してくれなかったと思います。
中国もそのイケイケの経済成長過程の中で、まだ自分のメンテナンスのようなことに
あまり関心が向かないのも、日本を振り返れば理解できます。

でも間違いなく時は動きます。
世の中が求め始めたときに、そこに本物として存在していたいですよね。
真似をされるのは、そこに本物としての深みがないからだと思います。
WATSUが世界各国に伝わっていろんな外圧を経験してもなお、
いまだにWATSUがWATSUとして存在して認知されているのは、
ハロルドをはじめ世界中のインストラクターやセラピストが
本物として頑張ってきたからだと思います。
私たち一人ひとりの頑張りがWATSUを支えるんですよね。

今は準備ですね。そして夢を持ち続けることですよ~!

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