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やんばる森の食堂 smile spoon

Okinawa Food

小笠原徹 WATSU ワッツ宜野座村よりさらに北。名護市をさらに越えて、
美ら海水族館のある本部(モトブ)町。
モトブの山の中の伊豆味という場所に、素敵なレストランを見つけました。
「森の食堂」と控え目にうたっていますが、自分へのご褒美をしたいときにゆっくりランチを楽しみたいような、立派な洋食レストランです。

沖縄 WATSU スマイルスプーン
内地なら観葉植物として売られているような木々がモリモリ生えている
やんばるの山の中にひっそりと白い建物。
>> 森の食堂 smile spoon 「スマイルスプーン」

周りの自然とマッチして、肩の荷が下りるような雰囲気です。
店内に置いてある物一つ一つが丁寧で優しい。

沖縄 WATSU スマイルスプーン

ランチのみの営業で、肉料理のコースと魚料理のコースのみ。
内容は週替わりで、通常は1700円~1800円。
今週はクリスマススペシャルで2000円でした。

沖縄 WATSU スマイルスプーン
ポテトのスープ。クリーミーで美味しい。

沖縄 WATSU スマイルスプーン
いわゆる沖縄の「にんじんシリシリ」風
でも沖縄定番の炒め物ではなく
ガーリック・オリーブオイルとワインビネガーで(多分)
和えて、さっぱりコリコリと。

沖縄 WATSU スマイルスプーン
カナッペなど前菜盛り合わせ。
牡蠣のオイル煮。そりゃウマいわな~
スモークサーモンムース。これには不意にツボを突かれました。
ちょっとチーズがかったシューとの相性が抜群!丁寧な仕事だ~

沖縄 WATSU スマイルスプーン
魚料理をチョイス
” 白身魚の香りオーブン焼き・白ネギソース
 パルメジャーノとローズマリー、ニンニクをブレンドした生パン粉を
 白身の魚にのせて、更に魚からとった出汁と共にオーブンで蒸し焼きにしました。”

アツアツを一口ほうばって… 悶絶
今日は真鯛らしいんですが、蒸し焼きにしたことで身はホックホク。
カリカリに焼いたパン粉。和風とも中華風とも言えるような白ネギソース。
これはヤバかった。

「ご飯おかわり!」

これは魚を知っている人の仕事ですね。
しかも、ご飯好きの。

沖縄 WATSU スマイルスプーン

もう一方の肉料理はこんな。
” 本部牛テールの赤ワイン煮こみ
 じっくり時間をかけて煮たテール、見た目は岩の様ですが、
 ナイフがいらないくらいやわらかく仕上がっています。”

うまいうまい。
少し酸味のある赤ワインソースに牛の旨みが乗って…
ご飯にあいますわ。

どうやら、このお店、それがコンセプトの一つらしい。
「ご飯があう洋食」というコトですわ。
バリバリのコース料理しか出さないのに「食堂」と言い張るのも
もしかしたらそういう意味なのかな。
最後は絶対に、ソースの中にご飯をINして食べたい。
ライスマンとしてはmustですわ。


デザートなこんな。
「フォンダン・オ・ショコラ”風”」と、はにかんで紹介されました。
確かに中のチョコが溶けている状態ではなかったですが、美味しかったですよ~
ただね、惜しいかな、コーヒーがちょっと大人しかったですね。

沖縄 WATSU スマイルスプーン

周りの自然といい、店内の雰囲気も、料理の質も、
やんばるを満喫して気持ち良く過ごせるレストランです。
オススメです。

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