潜水アクアセラピー、WATERDANCEを修得すべく、
フロリダキーズのミナクシ先生の元へ!

昨年12月のクリスマスの前のお話です。
ボクと北島、それと日本のプロバイダーのお二人と、日本人4人で乗り込んできました。

フロリダの気温27度。
沖縄より温かい。
北風もない。
爽やかで超快適。

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まずは食料買い出しにWhole Foodsへ。
アメリカでの買い出しの定番です。

ものすごい売り場面積に、
ほとんどがオーガニックという品揃え。
この規模、すさまじい。
女性陣は大はしゃぎ。
「この店に住みたい!」と言い張る。

マイアミ空港から車で2時間半ほど走って、フロリダキーズのほぼ中間地点、Marathonという町のConch Keyという小さな島にミナクシ先生の拠点、Minakshi’s Aquatic Bodywork Island Studioがあります。

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相変わらず落ち着く空間。

風通しが良くて、すべてが開放的。

だけど外の世界からは適度に隔離されて集中しやすい環境です。


ボクのWATSU人生は13年前、ここで始まりました。

実はボクは今、沖縄で、自分の手で、センターを作りたいと思っています。
プールを立てたいんです。
スクールは全部そこでやりたいんです。
WATSUのメッカを自分の手で作りたいんです。

夢は声に出したほうがいいというのであえて言っちゃいます。

実は今回、その夢のために、ミナクシのセンターをもう一度確認したかった、
という目的がありました。


今回の講習はWATERDANCE 2。
ランド講習はこんな雰囲気です。

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WATSUと違うところ、また共通するところ、いろんなことを感じ取れました。
受ける感じ、施術する感じ、教える感じ、考え方、身体の使い方、相手の読み取り方、セッションの組み立て方、注意すべき点。
新しいことを学びながら、WATSUについてもいろいろ見つめ直すいい機会になりました。

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受ける側としては、ボクはずっとWATSUよりWATERDANCEの方が好きでした。WATERDANCEは、水中で完全に身体を解放できる感じがあります。まさにイルカと一緒に泳ぐような快感があるし、身体が勝手に動いて自由になっていくような感じもあれば、静かに水中に浸けられて身体が溶けていくような感じもあり。

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ただ、落ち着いて考えると、むしろWATSUのストレッチや一体感・安心感もかなり好きなことに今回、気づかされました。多分、最近自分の周りの人達のWATSUの質が格段に上達していることも、その原因かもしれません。

「やっぱりWATSUはWATSUでいいな」

なんか、逆に今回そんな風に感じました。

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それぞれに良さがありますね。

WATSUは水面という制約があるけど、安心すれば寝てしまうことだってできる。

WATERDANCEの動きの自由度はWATSUの比ではないけど、呼吸を止めるという制約があるので意識が飛ぶことはない。

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WATERDANCEは動きがダイナミックだし、水中で身体が完全に自由になるから、身体も動くし、心も動きます。

自分の身体の中からいろんな動きが湧き出てくるのがわかります。

そんな本能に身を委ねていると、基本的には笑いが込み上げるように楽しくて無邪気な気分になるんだけど、ふと忘れていた感情のフタが開くようなこともあると思います。

はい。
言ってしまいました。そうです。

けっこう過去の記憶の扉を開けてしまうこと、あると思います。

これは要注意だな、と心のメモに留めました。

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結局、WATERDANCEとはいっても、セッションの半分くらいは水面で過ごしているわけで、水中と水面の技に連続性があるとかなり気持ちいいです。
水面は単なる休憩時間ってなってしまうと、面白みに欠けます。ただせっかく鼻栓つけてるから、水面が長すぎると良くないですけどね。
バランスですわ。

施術側でいうと、やはり察知能力が一番大事だと思いました。WATSUよりはるかにレシーバーの身体は動くし、いろんなシグナルを送ってきます。その察知能力と、それに応じた対応力が一番に感じました。

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そのやりとりはWATSUと同じではあるんですが、こっちの引き出しも違うし、なにせ相手の発信量が半端なく多いので、しばらく勉強が必要ですね。

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身体の動かし方は、WATSUとほとんど同じです。しっかりWATSUができる人は、WATERDANCEもできると確信しました。
特にボクはWATSUのトレーニングで「タッチと動作の質」にこだわっています。やっぱり日本のワツラーは、不慣れなWATERDANCEをやっていても海外の受講生と比べてまったく質が違いました。

WATERDANCEの3Dの動きを覚えのには多少の慣れが必要だと思いますが、「タッチと動作の質」があって「骨をコントロールする」ことができていれば、潜水しても同じです。


ときどき、写真を見て、自分の身体のデカさにビックリします。

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写真のユカコさんが160cm。

185cmのボクが213cmの大男をやるようなものです。



でもさすがワツラーとして一流のユカコさん。

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丁寧なタッチをキープしながら、ボクの身体をきっちり動かしコントロールしてました。

さすがです。

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今回はタイマッサージの先生もやっているJunstinが一緒に受講していたので、ランド講習で少しタイマッサージを教えてくれました。
これが超気持ちよかった。
教える人によって全然違うものだと思いますが、このJustin、やりますわ。

いい人を見つけました。

日本に呼びたい。

早速、ミナクシと密談。
「タイマッサージも指圧と同様に、WATSUのプラクティショナー要件に加えていいじゃないか〜」というプレゼンテーションをハロルドにすべく、ごそごそと協議しました。

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キーズでの滞在中は、ちょうど満月の前後でした。

満月の日は、月が海に沈むと同時に、反対側から太陽が上ってきます。

ミナクシの目の前のビーチからは、そんな風景が見えるのです。
ただ、今回は残念ながら、微妙に雲が多くて見れませんでした。
ただ、毎朝気持ちのいい日の出が見れます。


みんなは、毎朝、朝日を浴びながらビーチヨガ。

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ボクはその横で、釣り糸をたれます。

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海の中を想像したり、
今日の晩飯を考えながら、
瞑想時間です。

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釣った魚は朝の授業に間に合うように、その場でさばきます。

夏なら潜ってロブスターが獲れます。

なんかこれが気持ちいいんだな〜。

講習だけじゃなくて、
すべての時間を使って、
その場と一緒に呼吸するというか。

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今回は4人の日本チームで行ってるから、まぁ〜、みんなテキパキと動く。

夕食はみんなそれぞれに一品二品作って、みんなとシェアする感じになりました。
このあたりの阿吽の呼吸というか、チームワークは日本人特有ですね。
誰かが仕切らなくても、みんなが得をするようにみんなが動ける。
本当に素晴らしい。

ミナクシ先生も、普段は受講生と夕食を一緒にすることはほとんどないんですが、今回は毎晩、顔を出して一緒に食事してくれました。

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食事面は大満足でした。

だって食事って大事。

特に一日の締めくくりの夕食は、ね。

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今回もたくさんの気づきと、学びと、元気をもらいました。

一緒にシェアしてくれた、仲間と、先生と、水と、自然、ぜんぶに感謝。