Minakshi来日決定! WATERDANCE講習
Minakshi World Tour
ボクの恩師、ミナクシの来日とWATER DANCE の講習開催が決定しました!
ミナクシのワールドツアーの合間を縫って、9月19日(木)~9月23日(月)。
>>> Water Dance 1 with Minakshi
Water Dance の説明はまた次回にして、今回はミナクシについて紹介したいと思います。
ミナクシは、1990年頃にハロルド・ダールが本格的にWATSUを教え始めた当初から、一番弟子の一人としてずって今までハロルドを支えてきた方です。今でもハロルドのアメリカでの講習は彼女がアシスタントとして教えています。ハロルドとのツーショットは、もう夫婦以上に阿吽の呼吸でつながっているように見えます。WATSUの母と言っても過言ではありません。現在はWABAの理事会も後任に託して一線を退いていますが、今でも世界中のWATSUのインストラクターから敬愛されている人格者です。
本拠地はフロリダ半島の先端のフロリダ・キーズ。美しい珊瑚礁の海辺に建てた自家製のプールで一年を通じてWATSUを教えています。気ままに世界中を回ってWATSUを広める活動にも力を入れています。
フロリダ州および全米のマッサージセラピストの継続教育の公認インストラクターで、WATSU、Water Dance, Fire & Waterなどのアクアセラピーのほか、指圧、アーユルベーダ、クレニオ、フェルデンクライス、ヨガ、ポラリティ、タイマッサージなどにも精通しています。
Back in 1999
ボクがWATSUと出会ったのは1999年でした。
当時ボクはフロリダで野生のイルカと泳ぐセラピープログラムを運営していました。身体的な障害や適応障害を抱えた子供たちを対象としたプログラムで、様々なセラピストや心理学者、生物学者、ナチュラリスト、またはネイティブアメリカンのシャーマンといった方々と一緒に作っていました。そんな中、ベルギーから来ていたセラピストからWATSUというものがある、と紹介され、実際に受けてみたのが最初でした。
イルカと泳ぐ経験ももちろん素晴らしいのですが、それともしかしたら一番近くて、しかも人間の手によってできる経験、と感じました。もともと自分は教育畑で、セラピーには縁がなかったのですが、WATSUと出会って「これは自分でもやってみたい!」と思いました。
たまたまネットで検索して一番近くにいたWATSUのインストラクターがミナクシでした。
同じフロリダ州とはいえ、車で15時間かかりましたが…
しかも、ミナクシの家が分からない!
フロリダキーズは、海の中を走る一本道です。Uターンもなかなかできず、何度も何度も往復してやっと見つけました。
うっそうと茂るトロピカルな植物に隠れた2台のトレーラーハウス。
素敵過ぎます。
2台のうちの1台はミナクシの家。もう1台に自家製のプール(直径5mくらい?)を建て、網戸で囲った外スペースも最大限に利用して、受講生6名が快適に寝泊まりできるような環境を整えています。すぐ目の前がマナティもやってくる海です。潜れば魚もイセエビも。。。むふふ
迎えてくれたミナクシはマリア様のように「おほほほ」とほほ笑んでいました。
もうその瞬間からボクはミナクシにロックオン。
とても初めて会った気がしませんでした。
彼女のティーチングは、技術的なことだけでなくて、人間として成長するための刺激をたくさん与えてくれました。
そもそも人は誰でも成長したい欲求にあふれていると思います。でもその障害になるものがたくさんあります。ミナクシは受講生のありのままを優しく受け止めて、その障害を乗り越える手伝いをしてくれているんだと感じました。それをWATSUという名の講習の中でやっているんです。
WATSUの初めての先生がミナクシで本当に良かったと今でも思っています。
ボクはここで、ミナクシの特別な計らいもあって、3週間滞在してWATSUを学びました。
ミナクシのトレーニングが終わったときには、ボクもいつかはWATSUをするだけでなくて、WATSUを教えるようになりたいと思っていました。
あれから15年。
日本のWABA認定校として設立した沖縄WATSUセンターに、ミナクシを招待できるなんて夢のようです。
何か今年は節目の年のような気がする。。。