Minakshi来日決定! Water Dance とは?
Minakshi World Tour
ボクの恩師、ミナクシの来日とWATER DANCE の講習開催(沖縄)が決定しました!
ミナクシのワールドツアーの合間を縫って、9月19日(木)~9月23日(月)。
>>> Water Dance 1 with Minakshi in Okinawa
今回は Water Dance について書きたいと思います。
Water Dance
WATERDANCEは、アクアセラピーの一つ。1987年のスイス生まれです。WATSUのような水面の技だけでなく、鼻栓をして潜水します。無重力の三次元空間がダイナミックな動きを生んで、比類のない肉体レベルの解放だけでなく、精神的な瞑想効果も半端ではありません。時間とか空間というものは何の意味も持たなくなります。WATSUとはまたひと味違う非常にパワフルなセラピーです。
WATERDANCE開発者Arjana
WATERDANCEが向いている人
- 水が大好きな人 ダイバー サーファー
- 体を動かしてスッキリしたい人
- WATSUをすると体が動いてしょうがない人
- 海でWATSUしたい人
- 深く瞑想したい人
WATERDANCEのセッション
まずは水面から
WATERDANCEも初めはWATSUと同じように水面のワークから始まります。特に呼吸を深くするための胸郭を広げるような技や、体を屈伸してポンプ効果を狙った技を多く取り入れます。
ノーズクリップ
身体の準備ができたら、セラピストがノーズクリップ(鼻栓)を渡します。もしくは鼻につけてくれるので、自分でフィットさせます。
いよいよ潜水開始です。
セッションが始まる前に、潜水の合図(指でチョンチョン)をセラピストから送って欲しいか、黙って潜らせて欲しいか打ち合わせしてあります。セラピストは呼吸をあわせてくれているので、合図がなくてもいいタイミングで潜らせれくれます。
基本的に水面に上げてくれるのもセラピストがタイミングを読んでくれますが、自分から上げてほしいときは、顔を上に上げるなどの合図も打ち合わせてあります。
潜行の導入
いきなり水の中に引きずり込まれるのではなくて、徐々に潜水や合図に慣れるように潜らせてくれます。
仰向けのまま下に沈められるよりも、顔を横に向けた状態で潜るほうが恐怖心を感じません。さらに、セラピスト側に顔を向けるほうが安心です。初めは数秒間から。深さも顔が半分沈む程度から。徐々に深く、長く、よりダイナミックな動きへと発展していきます。
セラピストは、呼吸を吐き始めるタイミングで潜行させてくれます。水中に潜ってもそのままゆっくりと息を履き続け、7割くらいの息を残すくらいのほうが水中の世界を楽しめます。
潜水反射
人は潜水すると、潜水反射という生理的反射がおこり、呼吸が深くなり、心拍数もゆっくりになります。顔が水に浸かるだけで10%〜25%スローダウンすると言われます。これも不思議な生理現象ですよね。人間が水を避けて生きるように進化していたら、こうはならないはずです。
初めはいつまで潜るのか心配になるかもしれませんが、だんだん慣れてくると、「まだ上げて欲しくない」「もっともっと潜りたい」とまで思うようになります。
ただ、長く潜ることがWATERDANCEの目的ではありません。決して無理をせずに、水中の世界を楽しむようにすると、自然と呼吸は長くなります。
水中の動き
水面という限界がない分、水中の動きの自由度はWATSUの比ではありません。水中では、WATSUに不可欠なヘッドサポートは一切必要ないのです。
身体の屈曲も伸展も水の抵抗をフルに受けて自然と大きくなります。イルカのような動きや全身が波を打つような動きも、水中ならではのダイナミックさです。
ボクは、自然と顔がほころんでしまいます。ただ、笑うとせっかくの酸素が漏れてしまってもったいないので我慢します。両手を無防備に広げて全身で水の流れを受けていると、心の底から自分のすべてをあけっぴろげにしたい欲求が込み上げて来ましす。
一方で静かに静止するような動きもあります。水中の静寂は意識が飛んでしまいそうな瞑想状態を生み出します。
特に直接マッサージを受けているわけではないのに、身体が勝手に開き、コリがほぐれて自由になっていくような感覚があります。心で感じる解放感が身体に大きな影響を与えるようです。
WATERDANCEの資格
WATSU同様に、Water DanceにもProviderとPractitionerの2種類の資格があります。
WATERDANCE プロバイダー
- WATSUプロバイダー
- Water Dance 1
- Water Dance 2
- 練習セッション 20本
- プロセッション 3本
WATERDANCE プラクティショナー
- WATSU 1
- Water Dance 1
- Water Dance 2
- Water Dance 3
- 練習セッション 20本
- プロセッション 10本
また、Water DanceはWABA正規クラスですので、受講記録はWATSUのプラクティショナーに向けた継続教育にもカウントされます。