ヨガの雑誌として有名なYogini「ヨギーニ」に、湘南WATSUセンターのWATSUを取材していただきました。
うれしかったです~
ずっとヨガの世界にWATSUを紹介してほしかったので。
WATSUを創設したハロルドはヨガもやっていたし、ボクはヨガとは無縁なのですが、絶対に共通項が多いと感じていたので、絶対にWATSUを好きな人はヨガが好きなはずだし、ヨガが好きな人はWATSUが好きなはずと思っていたんです。これをきっかけにまた出会いが増えるといいなぁと願っています。

Yogini 2010.09.30——-

重力から解放されて心と体が開いていく

「WATSUは1980年にアメリカで生まれ、水の身体的・心理的影響を最大限に活かしています。開放感のある動きやストレッチ、マッサージによって身体のバランスを整えると同時に、
動きの合間の「無」の状態によって深い瞑想状態を作り出し、精神的なバランスも整えます。」と教えてくれたのは、沖縄WATSUセンターの小笠原徹さん。WATSUは心身両面に働きかける全体的なホリスティックアプローチだという。

具体的にセラピーは、体温とほぼ同じ温度に保たれた水温の中でセラピストに全身をあずけて行われる。内容は受ける人の体の特徴やその日の体調次第。重力がかかっていないことで背骨や関節などが一つひとつよく伸びているのがわかる。逆に、知らずに緊張していたり、力の入ってしまっている所は沈みやすく、体の特徴や状態もよくわかるのだ。

「WATSUのポイントは、水中だからこそ可能な、角のない流体的な動きと、その中間で浮遊する『静』の繰り返しです。また、水中では呼吸が『動き』となって現れます。すべての流動と浮遊が、呼吸と連動します。WATSUは『動的な瞑想』と言っていいかもしれません。肉体的にも、全身の関節を連動させてアライメントを整えるのが水は得意ですので、精神と肉体の相乗効果を生むんですね」と小笠原さん。よく瞑想状態の一歩目として肉体感覚が消失するというが、全身の力を抜いて水に浮かんでいると、まさに似たような感覚になっていくのがわかる。瞑想を深めたいヨギーニにはおすすめしたいセラピーだ。